• 2024.11.25
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大山忠作画伯の魅力さらに発信!常設展30期始まる

 大山忠作美術館(二本松市民交流センター3階)で常設展30期が始まり、成田山新勝寺聖徳太子堂の壁画の大下図や新規寄贈・寄託作品を一堂に展示しています。来年3月30日まで。

聖徳太子堂の壁画の大下図などを展示した常設展30期

 17日まで開催された襖絵展には約2万7,700人が訪れ、大山画伯の画風や人柄があらためて脚光を浴びました。常設展ではさらに魅力を発信しようと、150号の日展作品「古壁群相」(1974年)、「月峯」(90年)、「紅楓游鯉」(2005年)、「夜明けの刻」(07年)などを展示。また、新春にちなんだ「年頭の猿」(初凪に松四五本の庵かな・宇田零雨賛)など寄託作品の初展示も多く、大山ワールドの広がりを感じることができます。

 大下図は6面の壁画のうち「菊」「楓」で、いずれも151㎝×323㎝サイズ。力強さや躍動感から一心に制作する姿が見えるようです。

 午前9時30分~午後5時。観覧料は一般410円、高校生以下210円。月曜、年末年始休館。問い合わせは同美術館(電話0243-24-1217)。

大山画伯の魅力が詰まった会場
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