• 2024.4.3
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二本松限定酒「桜福姫」今春もできました!

 二本松市産のコメ新品種「さくら福姫」を使った地域限定酒「桜福姫」の新酒販売発表会が3日、道の駅安達で開かれ、復興のシンボルとなる桜福姫の新酒誕生を祝いました。

二本松限定「桜福姫」の純米吟醸生酒㊨とスパークリング純米吟醸㊧

 さくら福姫は、農業復興支援へ東和地域で栽培、東京農工大で育成され2022(令和4)年に品種登録されました。背丈が150㎝にもなりますが倒れにくく、酒米に適しているそうです。昨年は5人が計3haで栽培、3t収穫されました。栽培当初から人気酒造(遊佐勇人社長)が製品化に協力しています。

 二本松市振興公社社長の三保恵一市長が「市内の道の駅・安達、ふくしま東和、さくらの郷で限定販売している桜福姫を多くの人に楽しんでほしい」とあいさつ。遊佐社長は「例年通り、香り豊かなフレッシュな酒で、花見の時期に間に合い良かった」と〝定番化〟へ期待をのぞかせました。また、生産者の大野達弘さんは「コメの特性が分かってきた。新品種を活用していきたい」と話し、猛暑影響もなかった昨年の栽培を振り返りました。

 桜福姫は、純米吟醸生酒720ml(税込み1,694円)、スパークリング純米吟醸300ml(669円)の2種類。各1,500本限定。

あいさつする遊佐社長
新酒の販売開始を祝う関係者
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