４月を待たずに二本松市の桜の名所は見ごろを迎え、青空がのぞいた３月30日はカメラや携帯で〝春の美〟を撮影する姿が多く見られました。31日からはレンタル電動キックボードが登場、さくらのまち探索に絶好の移動手段が増えます。

　キックボードは二本松市観光連盟が導入し、これまでの電動アシスト付き自転車６台に加え、バイクタイプ２台、キックボードタイプ４台がレンタル利用できます。 原動機付自転車（50㏄以下）と同じ扱いのため、運転免許証、ヘルメット（貸出し可）が必要。 満充電で30㎞走行でき、二本松地域内の移動に重宝しそう。 利用時間は午前９時～午後４時30分。 料金は90分まで1,000円、以降30分ごと500円。 にほんまつ城報館２階で申し込みを受け付けます。

　レンタル開始前日の30日にお披露目式が行われ、同連盟会長の三保恵一市長が「二本松は坂が多いが、電動キックボードで自由にまちめぐりを楽しんでほしい」とあいさつ、安斎文彦にほんまつ観光協会長らと試乗し、静かでパワフルな〝足〟を体感しました。 問い合わせは城報館（電話0243-22-6630）へ。

　最速の桜は、例年の順番に関わらず咲き出し、30日は本久寺、円東寺のシダレザクラ、万燈桜、油井小、茶園の桜に多くの観桜客が訪れていました。