• 2023.3.3
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令和4年度「現代版 殿さまのお膳 」ができました!

 令和4年度「現代版 殿さまのお膳」開発プロジェクトで、お膳のメニューが決まったため2月26日、二本松御苑で発表会を開きました。二本松の観光シーズンに合わせ、春と秋のお膳を提供していく予定で、新年度にロケーションを含めた環境整備を進め、商品化を目指します。霞ヶ城公園にある洗心亭などでの提供を想定しています。

発表された現代版 殿さまのお膳

 メニューは昨年12月9日の料理コンテスト優秀作品などを参考に関係者が協議を重ねてきました。お膳のメインは大山忠作画伯が得意とする鯉の絵を皿上で表現したお寿司。色鮮やかな鯉がゆったり泳ぐシーンが見えるよう。また、岩代地区特産の短黒牛をはじめ、旬の野菜や福島県産の食材を活かした料理が漆塗りの大きなお膳に盛られました。

 会場には市内4蔵の銘酒と、各酒蔵をイメージしたぐい吞みも展示。ぐい吞みは漆塗りのお膳とともに令和2年度事業の際、井上窯の協力で制作し今回、あらためて披露しました。

皿上で泳いでいるような鯉をかたどったお寿司。4蔵のぐい吞みと銘酒も並んだ

 石川憲幸理事長あいさつに続き、事務局が事業経過を説明、三保恵一市長が祝辞を述べました。お膳は6膳しかないため、ほとんどは折詰に盛られた形でしたが、市や商工団体、観光、旅行関係者らが試食し、二本松観光の目玉に育つよう願いました。

あいさつする石川理事長と試食する関係者(下)
洗心亭からの眺め。お膳を味わう場に想定して商品化を進める
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