• 2023.2.6
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1滴1滴…袋吊りで生まれる大吟醸酒

 二本松市の銘酒「千功成」の蔵元・檜物屋酒造店(齋藤一哉社長)で立春の2月4日、お正月過ぎに仕込んだ大吟醸酒の袋吊り作業が行われました。一滴一滴濾され、今月下旬に大吟醸袋吊り生酒として、3月には大吟醸袋吊りとして発売されます。

1滴1滴、雫となって生まれる袋吊り大吟醸

 今冬は寒さが厳しく、じっくり発酵させる大吟醸もろみは順調に仕上がったそうです。蔵人総出で、タンクから熟成もろみを約15リットルずつ容器に移しては袋に入れ、別のタンクに吊るしました。雫(しずく)がこぼれ落ちないよう最速の流れ作業で、手間をかけてこそ美味しくなる高級酒づくりの秘伝を垣間見ることができました。

 同店はすでに新酒として本醸造原酒黒塚生酒(720㎖、1,508円)、純米酒生酒(1,195円)を販売しています。

 ▲ タンクで熟成されたもろみを下方の蛇口から小分けして袋へ ▼
▲ もろみは小分けして袋に詰め、一気にタンクに吊るされる ▼
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