• 2023.11.20
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二本松の菊人形、来場者は10%増の4万4,858人

 霞ヶ城公園で10月10日~11月19日に開催された第67回二本松の菊人形の入場者は前年を10.6%上回る44,858人だったことが20日、分かりました。開催期間は前年より4日多い41日間でした。主催する二本松菊栄会は「観光バスや訪日外国人の来場が多かった」とコロナ禍明けを要因のひとつに挙げています。

19日に閉幕した菊人形の来場者は44,858人だった

 9月に入ってからも高温が続き、菊の栽培には厳しい年でしたが、品評会には大輪が並ぶなど「東北の秋を彩る一大イベント」は多くの来場者に感動を与えました。

 20日朝、観音様の閉眼式と修祓式が行われ、会場では撤去作業が始まりました。また、市役所で菊人形閉場式が行われ、菊花品評大会表彰に続き、菊むすめへ花束を贈呈。菊栄会の三保恵一会長(市長)は「みなさんの努力と協力で無事終了することができた。菊人形を誇りとして新たな魅力を加え、来年も開催したい」と継承を誓いました。

 大役を果たした菊むすめの管野瑠菜さん、外井楓花さん、青木真穂さんは「(閉幕で)ひと安心した。もっと菊のことを学んで二本松の魅力を伝えたい」と笑顔で話しました。3人は来春まで観光PRに努めていく予定。

会場で行われた観音様閉眼式(上)と修祓式
20日朝から始まった撤去作業
大役を果たした菊むすめの3人
市役所で行われた菊花品評大会の表彰式
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