• 2023.10.6
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よみがえる智恵子 生家で初のライトアップ

 高村智恵子の命日にあたる10月5日、二本松市油井の生家でライトアップが行われ、智恵子が過ごした2階にはシルエットが浮かび上がり、来場者は〝智恵子が蘇ったようなシーン〟に見入りました。

生家2階に映し出されたシルエット

 同日スタートした「高村智恵子レモン祭」にちなんだ初の企画。生家では上川崎和紙を使った折り鶴のオブジェ、ランプシェードなどを展示、竹灯りの幻想的な光で室内や庭を照らしています。7日~11月5日の土日祝日には2階の特別公開も行われます。

和紙のオブジェやランプシェードが室内を彩る

 智恵子記念館では、奇跡といわれる智恵子作の実物紙絵10点を17日まで展示。紙絵にチャレンジする「みんなで作るシンメトリー展」もあります。参加者の作品は次回企画展でお披露目する予定。11月19日まで。

 智恵子の生家・記念館は午前9時~午後4時30分。水曜休館。入館料は高校生以上410円、小中学生210円。問い合わせは同館(電話0243-22-6151)へ。

智恵子が制作した紙絵が並ぶ会場。菊を題材にした作品も
体験コーナーでシンメトリーにチャレンジ
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