• 2023.9.11
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郭内の太鼓台、誕生当時の写真「懐かしい~」

 二本松の提灯祭り(10月7日 ~9日)が1カ月後に迫るなか、郭内町内会による提灯祭りの歴史を振り返る「字郭内とっておきの写真展」が、にほんまつ城報館で開かれ、来館者は約60~50年前の懐かしい写真の数々に見入りました。郭内は、市制施行で二本松市が誕生した1958(昭和33)年から6町だった提灯祭りに山車で参加、新調した太鼓台が完成した62(昭和37)年10月から〝7台目のまち〟として仲間入りしています。

▲ 新しい太鼓台倉庫の完成を記念して開かれた写真展 ▼

 太鼓台の新倉庫落成記念として初めて開催。太鼓台ができる前の「龍」「藤娘」「うかれ狸」「大黒様」各山車、太鼓台の完成式、お披露目を兼ねて先頭を練り歩く本祭り、砂利道を進む太鼓台や、待望の太鼓台と祭りを楽しむ人々の様子などの秘蔵写真120点を展示。会場には太鼓台デビューを報じる新聞紙面や、3年ごとに変わるそろいの浴衣の全デザインも展示され、よみがえる思い出に浸る姿が多くみられました。

 また、町内会役員による「郭内の太鼓台ができるまで」、「郭内のお祭り」と題した講演会には多くの市民らが訪れ、関心の高さを物語りました。高村一彦事務局長は「予想以上の反響があった。これからも機会があったら企画していきたい」と話しています。

▲ 太鼓台が完成するまで飾り山車で参加 ▼
待望の太鼓台が完成し、提灯祭りデビュー
練り歩く太鼓台と着飾った子どもたち
郭内の新調した太鼓台を報じる紙面
そろいのデザインが一堂に…歴史を物語る

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