• 2022.11.25
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12月4日に木幡の幡祭り、今冬も規模は縮小

 色とりどりの五反幡を翻し、木幡山を目指す初冬の風物詩「木幡の幡祭り」は12月4日に行われます。新型コロナ禍の影響で、今冬も名物・幡競走などの関連行事は行われず、3年連続規模を縮小しての開催

木幡の幡祭りのPRポスター

 日本三大旗祭りのひとつとされ、1055年(天喜3年)の前九年の役の最中、陸奥地方鎮定に向かった源頼義と義家率いる軍勢が豪族安倍一族との戦いに敗れ、わずか数騎で木幡山に立てこもった際、追走してきた安倍の軍勢が一夜で降り積もった雪を源氏の白旗と見間違って戦わずに引き返ったという故事に由来しているとされます。神仏の加護を崇敬する人たちによって勇壮な平安絵巻として継承され、2004年(平成16年)に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

 幡行列には約30本の五反幡が参加、午前8時30分から一の鳥居北側の参宿所(二本松市木幡治家49)がある治家公園で出立式を行い、同9時に出立。林道桜畑木幡山線を経て同10時に成人儀礼の胎内くぐり、同11時30分に隠津島神社を参拝する予定。駐車場は同公園周辺にありますが、台数に限りがあるので注意。問い合わせは東和観光協会(電話0243-66-2490)へ。

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