• 2022.11.7
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菊づくり、栽培の苦労と喜び かみしめ

 二本松菊栄会「菊づくり教室」の最終講座は霞ヶ城公園で開催中の菊人形会場で行われ、受講者が県菊花品評大会の作品を通して審査基準を確認し、来年の栽培ポイントを学びました。

 菊花栽培の後継者育成を目指して毎年開講。本年度の大菊三輪盆養栽培には10人が挑み、4月から草間喜久蔵さん(二本松菊花愛好会)が8回にわたり栽培技術を伝授しました。受講者は丹精込めた力作を持ち寄りましたが、草間さんは「県品評大会に出してもおかしくないレベル」と成果に驚いた様子。春の冷え込み、夏の猛暑と「今年の栽培環境は難しかった」そうですが、受講者は見事に大輪を咲かせました。

▲ 菊づくりの成果と講評に聞き入る受講者たち ▼

 この日は厚物、厚走り、管物など種類別に花輪や茎と葉形、伸び方など審査基準と照らしながら品評会場をまわり、細部まで見入っては〝技がなせる芸術〟に感動していました。最後に全員に修了証、優秀作品の3人にトロフィーが贈られ、受講者は来秋の品評大会出品を誓い合いました。

菊人形会場で菊花の審査基準を学ぶ受講者たち 

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