• 2022.10.9
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4年ぶり紋付祭り、あばれ山車は3年ぶり

 二本松市の塩松神社秋季例大祭「小浜の紋付祭り」は8~9日、4年ぶりに行われ、初めての期間短縮もあって厳かな中にも例年以上の活気が感じられるお祭りとなりました。今回から3日目の後祭りが短縮され、宵祭りと本祭りの2日間となりました。

 本祭りに若連が紋付羽織袴の正装で執り行われることから「小浜の紋付祭り」と言われており、4町の太鼓台が御神輿渡御に供奉する形で練り歩き、夜には紅提灯を灯して岩代のまちを彩りました。若連幹部は「若連OBの強力サポートもあり、いつも以上の盛り上がり」と4年ぶりの充実感を話していました。

4年ぶりに開催された小浜の紋付祭り

 9日には大型人形を載せた7台の山車がぶつかり合う「針道のあばれ山車」が二本松市針道の目抜き通りで3年ぶりに開催され、豪快な音を立てて激突する迫力に見物客は歓声を上げました。

 諏訪神社の例大祭で、疫病を退散させるため神輿渡御を復活させ、人形を飾り付けた山車と獅子踊りを奉納したのが始まりとされます。400余年の伝統を誇り、7地区の若連はお盆明けから大型人形作りを進めてきました。出発宣言を受け、各若連は勇ましい掛け声を合図に山車を前後にぶつけ合ってエネルギーを発散させました。

出発を前に〝闘志〟あふれる7地区の若連
大勢の見物客が見守る中、激突する山車
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