• 2022.10.8
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3年ぶり 二本松の菊人形が開幕

 第66回二本松の菊人形が霞ヶ城公園(二本松市郭内)で8日開幕、3年ぶりの開催となった今秋は「竹取物語」をテーマに、多彩に菊の祭典を展開しています。11月13日まで。

テープカットで開幕を祝う関係者

 竹取物語5場面に加え、二本松ゆかりの鎌倉幕府御家人安達盛長の菊人形、2年掛かりで育てた千輪咲、愛好家らが丹精込めた競技花700鉢など歴史と文化薫る〝芸術品〟が並びました。菊手水スポット、マム(洋菊)コーナーもあり、生活の彩りを紹介しています。花は早めで、大千輪咲は20日前後に搬入されるそうです。

 開場式で二本松菊栄会長の三保恵一市長が「二本松の秋をより多くの人に楽しんでほしい」とあいさつ、本多勝実市議会議長、市観光大使の大山采子さんらとともにテープカットして開幕を祝いました。菊むすめ3人も本格始動し、笑顔で観光客を迎えています。

 時間は午前9時~午後4時。入場料は高校生以上800円(中学生以下は無料)。期間中、紅葉まつりやステージイベントなど同時開催されます。問い合わせは二本松菊栄会(市観光課内、電話0243-55-5122)へ。

▲ 竹取物語や安達盛長の菊人形が展示された会場 ▼
会場を彩る愛好家が丹精込めた菊花
フォトスポットに置かれた菊手水
来場を呼び掛ける3人の菊むすめ

 また、霞ヶ城公園南側に今春完成した市歴史観光施設「にほんまつ城報館」2階で二本松物産展が開かれ、地酒やお菓子、伝統家具、米など名産品で二本松の魅力をPRしています。これまで菊人形会場の仮店舗で行ってきましたが新施設に移り、二本松物産協会の太田英晴会長は「霞ヶ城公園が見える最高の場所で、多くの人が集まる催しに発展させたい」と〝新天地〟開催に期待を込めました。午前9時~午後5時。

にほんまつ城報館で開かれている物産展の鏡開き㊤と会場㊦
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