• 2022.9.7
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提灯祭り 太鼓台7町連合は午後5時50分に出発

 二本松の提灯祭りは10月1日開幕しますが、タイムスケジュールが決まりました。1日は午後5時から御神火祭、午後5時50分に元亀谷ロータリーを出発、午後11時30分にJR二本松駅前広場着となります。2日の太鼓台宮詰は午前9時27分~10時20分。3日は4町合同が午後5時・亀谷坂、3町合同は午後4時30分・霞ヶ城箕輪門前集合で行われます。パンフレットも完成し、二本松市広報10月号とともに市内全戸に配布されます。

市内全戸に配布されるパンフレット

 提灯祭りの本番が迫り、太鼓台の修復作業も進んでいます。各町それぞれのデザインで輝きを放つ彫り物も数十年ぶりに金箔の張り替えが行われるなど、準備に余念がありません。

金箔とともに目も新たに描かれた彫り物

 二本松市竹田の橋本仏具彫刻店では3カ月掛かりの作業がようやく終わり、60年ぶりに輝きを取り戻した彫り物が納品待ちの状態に。5代目の橋本和成さんは「金箔をすべて剥がして一新したが、先々代の技や工夫を読み取ることができ、修復の面白さをあらためて感じることができた。どう手を加えればいいのか、悩みながらの作業だったが、先人から受け継いだ技をこれからもつないでいきたい」と伝統継承を誓っています。

 店内には日展や日本彫刻展の入賞作品などの大作も飾られ、橋本さんの技と彫刻への熱意を垣間見ることができます。

▲ 最終作業に追われる橋本さんと店内に並ぶ作品 ▼
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