• 2022.7.7
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これが二本松城の姿! CGで〝再現〟

 二本松城址でこれまでに行われた発掘調査や絵図などの史料をもとに、往時の城郭をCGで再現した展示会が二本松市歴史観光施設「にほんまつ城報館」1階で開かれています。

 三ノ丸御殿は上段と下段に分かれ、上段が藩主の生活空間、下段は家臣や客人と対面する場と考えられています。上段では令和2年度の第31次発掘調査で江戸時代の礎石61基、トイレの遺構2基が新たに確認されています。CGは城復元の第一人者で広島大名誉教授の三浦正幸氏の監修のもと制作され、三ノ丸をはじめ藩校「敬学館」、役所などが〝再現〟されています。

 二本松御城郭全図(丹羽家蔵)、旧城内平面図、江戸上屋敷差図などの史料、三ノ丸上段から出土した磁器なども展示され、タイムスリップして二本松城の姿を垣間見ることができます。8月28日まで。午前9時~午後4時30分。月曜休館。

▲ CGで再現された二本松城の全体図 ▼
二本松城に関する貴重な史料が並ぶ会場
三ノ丸から出土した磁器類なども展示
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