• 2022.5.20
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二本松少年隊を学び、命の大切さ知る

 二本松市の小学6年生を対象に「二本松少年隊顕彰授業~大切な命」が開かれており、児童は二本松少年隊の歴史を学びながら、少年隊士の郷土愛や家族愛に思いをはせ、命の大切さをあらためてかみしめています。

 二本松青年会議所(JC、新野成輝理事長)が5月10日から6月14日にかけ順次、市内16校で開いており、神野朗宏青少年育成委員長、加藤大史副理事長らメンバーが講師となってふるさとの歴史を伝えています。旧市内の授業には現代版二本松少年隊メンバーも〝参戦〟し、演出をサポートしています。

 二本松南小には新野理事長ら7人が訪れ、2クラスで二本松少年隊が生きた時代背景や戊辰戦争の様子を分かりやすく伝えました。続いて少年隊のひとり、岡山篤次郎の紙芝居映像を観賞、13歳の出陣を決心させたものはなにか? 素晴らしいふるさとを守るためになにができるか? 命と同じくらい大切なものはなに?…など児童はグループに分かれて話し合いました。

 新野理事長らは「素晴らしいところがたくさんある故郷・二本松をもっと好きになってください。そして少年隊のような郷土愛をもって、自分と家族、友だちの命を大切にする優しい人になってください」と呼び掛け、最後に二本松少年隊アンバサダーの認定証を贈りました。児童は二本松少年隊大使として多くの人に歴史を伝えるとともに、ふるさとのために活躍するという。

小学校で始まった二本松少年隊顕彰授業=二本松南小
ふるさとの歴史を伝える二本松JCメンバー
現代版二本松少年隊も授業に加わり、話し合いをサポート
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